おすすめ
鍵対策
「58%の泥棒が5分以内に犯行を諦める」というデータがあります。
防犯の基本はまず簡単に侵入させないこと。侵入者の入り口となる窓・玄関・勝手口の対策が大切です。
近年増加しているピッキング用具を使用した侵入窃盗・ドリルを使用したサムターン回しによる侵入窃盗への配慮も欠かせません。
ワンドア・ツーロックとは1つのドア・窓に2つの鍵を付ける防犯対策です。
現在の錠前に、補助錠をプラスする事により大きな安心を得ることが出来ます。
防犯性の高い錠前に交換することが出来ない錠前が付いている場合などにも効果的な手段です。
「補助錠」は主錠と離れた位置(上または下)に付けるとより効果的です。
集合住宅では「ピッキング」によるものが約5割を占めます。
ピックと呼ばれる金属製の特殊工具を鍵穴に入れ、シリンダーを破壊せずに不正開錠する手口です。窃盗犯が組織的に訓練されているとも言われ、非常に短時間で住居に侵入し犯行に及びます。ピッキング手口に対応した錠でなければ、1分もかからずに侵入されてしまいます。
ピッキングで狙われやすいタイプのカギは、最も普及率が高い「ディスクシリンダーキー」です。
カギ穴から内部構造が見ることができるため、ピッキングを専門に行う泥棒であれば1分以内で簡単に解錠できるといわれています。このほか、カギ違い数が少ない「ピンシリンダーキー」もピッキングに弱いといえます。
また、室内に使われる事が多いドアノブタイプの「円筒錠」を、外部への入り口などに使用されている場合も注意してください。工具の強い衝撃でで簡単に破壊されてしまいます。
例えば、精密な構造を持ちカギ違い数も多い「ディンプルキー」を採用して、ピッキングを防止しましょう。カギ選びの参考としては、「官民合同会議」認定の「CPマーク」が防犯の1つのめやすになります。
サムターン回しとは、玄関ドアの隙間からドリルなどの特殊な工具等を入れ、穴を開けてサムターン(内側のドアロック用つまみ)を強引に回して侵入する手口。壊したドアスコープや取り外したドアノブの穴、ドアと壁の隙間などに特殊工具を挿し入れてサムターンを回すこともあります。また、郵便受けから強引に手を入れて回すケースもあります。
対策としては、サムターンにカバーを取り付けたり、サムターンを押し回しのものや鍵付きのものに取り換える対策が有効です。しかし、この方法の場合、その場のサムターン回しによる侵入は防ぐことができても、外側から対策がされていることがわからないため、扉に穴を空けられてしまう可能性を軽減することはできません。外から見ても分かりやすい、補助錠での対策をお勧めします。
CPマークとは、警察庁、国土交通省、経済産業省、建物部品関連団体によって設置された「官民合同会議」による性能試験をクリアした「防犯建物部品」だけが表示できる安心の目印です。CPとは「防犯」Crime Preventionの頭文字CPを図案化したものです。
より防犯性の高い、信頼のある商品をお探しなら、このCPマークを目印にしてください。